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マルウェアメールが大幅減、「Necurs」停滞が影響か - 新種マルウェアは3290万件

モバイル端末を狙ったマルウェアを見ると、1月には2件の新型マルウェアと、59件の亜種を検知。またAndroidを狙ったランサムウェア「Android.Lockdroid.E」の亜種が、Google Playで公開されているアプリに埋め込まれていた。

同社が遮断したウェブ攻撃は1日あたり41万9000件で、前月の38万8000件から増加。ウェブ経由の攻撃に悪用されたエクスプロイトキットでは、「RIG」が28.9%で前月に引き続き最多だったが、5.9ポイント後退している。

一方、「SunDown EK」の利用が5.4ポイント増となる8.1%、「Magnitude EK」も2.9ポイント増となる6.1%だった。フィッシングメールの割合は3271件あたり1件で、前月から微増している。

(Security NEXT - 2017/02/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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