Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ECサイトの約半数が1年以内にサイバー攻撃を経験 - 7割で被害

攻撃を受けたとする回答者のうち、7割を超える227人は攻撃により実際に被害を経験。内訳をみると「顧客のログイン情報の漏洩(42.7%)」がもっとも多い。

次いで「顧客の個人情報の漏洩(40.5%)」「ECサイトのシステムダウン(38.8%)」が多く、さらに「顧客のクレジットカード情報漏洩(28.6%)」「システム改ざん(21.1%)」などの被害も5人に1人以上が経験していた。

対応費用やブランドの毀損、株価下落、補償といった二次被害にくわえ、再発防止対策の費用なども含めた金額を尋ねたところ、1000万円以上が32.9%と3割を超えており、5億円以上との回答も5.7%にのぼる。一方100万円未満との回答も22.5%を占めており、被害額に差が見られた。

20170201_tm_001.jpg
金額の総額(グラフ:トレンドマイクロ)
訂正のお知らせ:調査を実施したトレンドマイクロによる一部発表内容の訂正を受けて一部修正しました

(Security NEXT - 2017/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定