Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe Flash Playerの更新が公開 - 標的型攻撃に用いられているゼロデイ脆弱性を修正

同社は「Windows」「Mac OS X」「Linux」およびブラウザ同梱版に対して脆弱性を解消した「同24.0.0.186」を用意した。「Linux」に関しては「同11.2.202.644」から他OSと同じバージョンへの大幅なアップデートとなる。

適用優先度は、「Linux」向けを除き、いずれも3段階中もっとも高い「1」とし、72時間以内を目安にアップデートを実施するよう同社は推奨。また「Linux」では、任意のタイミングでアップデートするよう求める「3」とレーティングした。

今回同社が修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2016-7867
CVE-2016-7868
CVE-2016-7869
CVE-2016-7870
CVE-2016-7871
CVE-2016-7872
CVE-2016-7873
CVE-2016-7874
CVE-2016-7875
CVE-2016-7876
CVE-2016-7877
CVE-2016-7878
CVE-2016-7879
CVE-2016-7880
CVE-2016-7881
CVE-2016-7890
CVE-2016-7892

(Security NEXT - 2016/12/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念
SonicWall「SMA 100」にバックドア、ゼロデイ攻撃か - 侵害調査の実施を
「SharePoint Server」に深刻な脆弱性「ToolShell」 - すでに悪用も
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
米当局、「Citrix Bleed 2」の悪用に注意喚起
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を