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年末年始の長期休暇に備えて事前対策を - ランサムウェアにも注意を

休暇明けに備えた準備もあらかじめ進めておくことが重要。本格的な業務へ入る前に、OSやアプリケーションに関するセキュリティ更新プログラムを確認。セキュリティ対策ソフトの定義ファイルを更新する必要がある。ちなみに各社が定例のセキュリティアップデートを公開する2017年最初の「パッチチューズデー(米時間毎月第2火曜日)」は、日本時間1月11日が予定されている。

休暇中にパソコンやUSBメモリなどの持ち出しを許可した場合は、これらを通じてネットワークにマルウェアが侵入しないよう、感染チェックを組織で徹底。サーバなども不正アクセスを受けていないか、ログをチェックして痕跡がないか確認しておく。

さらに休暇明けは、問い合わせや業務メールなど、未処理のメール処理に追われる場合も少なくない。同時期を狙い、メールによる標的型攻撃がしかけられる可能性もある。一見問題ないメールに見えても、添付ファイルや記載されたURLに注意し、安易に開かないよう、事前に情報を共有しておきたい。

(Security NEXT - 2016/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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