Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

消費者相談、「アダルトサイト」関連が最多 - スマホ利用者が過半数

2015年度に全国の消費生活センターに寄せられた相談件数のうち、「アダルトサイト」に関する相談が1位となった。2011年度以降、5年連続で最多だという、スマートフォン利用者による相談が目立っている。

2011年度からの推移を見ると、2011年度の相談件数は9万5406件から2012年度に6万5225件といったん改善したものの、2013年度は8万203件、2014年度は11万1542件と2年連続で増加。2015年度も9万5549件に達している。

国民生活センターによれば、相談のうちスマートフォンの占める割合が年々上昇。2011年度の4.4%から前回2014年度は44.5%へと上昇。さらに2015年度に58.2%と半数を超えた。

相談内容では、アダルトサイトにアクセスしただけで「登録完了」などと表示され、料金を請求されるケースが目立つという。業者へ連絡すると、支払わないと職場へ連絡するなどと脅され、支払いを強要されるケースや、誤操作で意図せずアダルトサイトにアクセスしたことで、トラブルに巻き込まれるケースがあるという。

相談者を性別、年代別に見ると、男性は女性の約2.3倍となり、すべての年代で女性より多い。相談件数がもっとも多いのは男性の60歳以上で、女性では40歳代が多かった。

2012年度以降、要求に応じて実際に料金を支払ってしまったとの相談が増加傾向にある。2012年度は1507件だったが、2015年度は4069件に増加した。2013年度以降、支払額も増えており、2016年10月末までの平均額は32万9832円だった。

同センターでは、業者へ連絡したり、あわてて金銭を支払わず、トラブルに巻き込まれた場合は、自治体の消費生活センターへ相談するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/11/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

3割がセキュ投資増額、56.3%で被害経験 - IDC調査
巧妙化するランサム攻撃、被害の多くが「VPN機器」脆弱性に起因
資金決済業者連携におけるクレカの不正防止対策GL - 日クレ協
セキュリティコミュニティ形成のプラクティス集を公開 - 経産省
2020年の緊急対応支援、3割強が「Emotet」 - ラック
「Emotet」相談、引き続き高い水準 - 偽脅迫メールは増加
標的型攻撃のレスキュー支援、2020年上半期は45件
2020年度上半期、個情委への個人情報漏洩報告は481件
セキュリティ相談が1.8倍に - 「Emotet」関連や「不正ログイン」相談が急増
警察庁、キャッシュレス決済サービスの不正出金で注意喚起 - 便乗詐欺にも警戒を