Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ホスティング事業者からクレカなど個人情報が流出 - 利用者サーバに不正ファイルも

データセンターやホスティング事業などを展開するカゴヤ・ジャパンが不正アクセスを受けた問題で、クレジットカード情報など利用者の個人情報が外部へ流出した可能性があることがわかった。また複数利用者のサーバへ不正なプログラムがアップロードされていたという。

20161110_kj_001.jpg
個人情報流出の可能性について公表したカゴヤ・ジャパン

同社では、不正アクセスにより利用者のパスワードが漏洩した可能性があることを9月に公表

その後の調査で、同社の契約者情報を保存していたデータベースサーバが不正アクセスを受け、利用者の情報が流出した可能性があることがあらたに判明した。

同社によれば、解約済みの利用者も含め、9月21日までに同社を利用した全利用者の個人情報4万8685件が流出した可能性があり、氏名や住所、電話番号、メールアドレス、アカウント名、パスワードが含まれる。またクレジットカードの名義、番号、有効期間など2万809件が流出したおそれがある。

(Security NEXT - 2016/11/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フランチャイジー向けシステムで誤設定、改修時に発生 - 三菱UFJニコス
「ほっともっとネット注文」にサイバー攻撃 - 個人情報流出のおそれ
クラフトビール通販サイト、メールサーバで個人情報流出の可能性
女性向け下着通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
約3万件のDM、宛名に別の顧客氏名を記載 - 広島銀
シルバーアクセ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
通話の録音データ含むSDカード20枚が所在不明 - ビューカード
子ども用サプリ通販サイト、委託先カートシステムに不正アクセス
カルテ漏洩や患者クレカ不正利用で付属病院看護師を処分 - 秋田大
旧システムに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - 京都の料亭