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ワーム型ランサムウェア「ZCryptor」、Windows 7以降のみ影響

ワーム機能を備えた新種のランサムウェア「ZCryptor」が確認されたが、Windows 7以降しか動作しないことがわかった。

同マルウェアを解析した米Trend Microによれば、同マルウェアは、Windows 7以降のOSしか動作しない特徴を持っているという。それ以前のOSでは、暗号化や脅迫文の表示など試みるものの、OSに存在しない機能を呼び出すため、操作に失敗していた。

また同マルウェアは、自身をリムーバブルドライブへコピーし、感染を拡大するなどワームのような振る舞いを持つが、同様の感染機能を持つランサムウェアは今回がはじめてではないと指摘。同社が2013年12月に確認した「CryptoLocker」の亜種が同様の機能を備えていたという。

(Security NEXT - 2016/06/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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