5月実施の「Flash Player」更新 - 実際は31件を解消
5月12日に公開された「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートにおいて、これまでの発表より4件多い31件の脆弱性が修正されていたことがわかった。

31件の脆弱性に対処したAdobe Systems
Adobe Systemsでは、公開当初25件の脆弱性を修正したことを明らかにしたが、5月19日にメモリ破壊の脆弱性「CVE-2016-4120」と、解放したメモリへアクセスする「CVE-2016-4121」についても、修正を行っていたことを公表。
さらに6月に入り、メモリ破壊の脆弱性「CVE-2016-4160」「CVE-2016-4161」「CVE-2016-4162」「CVE-2016-4163」についても対応済みであることを明らかにした。修正対象となった脆弱性31件は以下のとおり。
CVE-2016-1096
CVE-2016-1097
CVE-2016-1098
CVE-2016-1099
CVE-2016-1100
CVE-2016-1101
CVE-2016-1102
CVE-2016-1103
CVE-2016-1104
CVE-2016-1105
CVE-2016-1106
CVE-2016-1107
CVE-2016-1108
CVE-2016-1109
CVE-2016-1110
CVE-2016-4108
CVE-2016-4109
CVE-2016-4110
CVE-2016-4111
CVE-2016-4112
CVE-2016-4113
CVE-2016-4114
CVE-2016-4115
CVE-2016-4116
CVE-2016-4117
CVE-2016-4120
CVE-2016-4121
CVE-2016-4160
CVE-2016-4161
CVE-2016-4162
CVE-2016-4163
(Security NEXT - 2016/06/06 )
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