「Adobe Flash Player」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
Adobe Systemsは、「Adobe Flash Player」の深刻な脆弱性を修正するアップデートをリリースした。
NULLポインタ参照の脆弱性「CVE-2020-9746」が明らかとなったもの。HTTP通信において中間者攻撃が行われた場合、アプリケーションがクラッシュし、任意のコードを実行されるおそれがある。同社はデフォルトの通信について、SSL/TLSが利用されると説明している。
同社は、最新版となる「同32.0.0.445」をリリース。適用優先度について、Linux版以外を3段階中2番目にあたる「2」とし、30日以内を目安にアップデートするよう求めている。Linux版については任意のタイミングで更新を求める「3」とした。
なお、「Adobe Flash Player」については、2020年12月31日にサポートの終了が予定されている。
(Security NEXT - 2020/10/14 )
ツイート
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin」に脆弱性 - アカウント乗っ取りのおそれ
機械学習フレームワーク「H2O-3」に深刻な脆弱性
「ImageMagick」に再度深刻な脆弱性 - サーバ環境は注意
「Spring Cloud Gateway Server WebFlux」に深刻な脆弱性 - 設定改ざんのおそれ
「HashiCorp Vault」に脆弱性 - 複雑なJSON処理でDoS状態に
C言語向けライブラリ「cJSON」に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
DjangoフレームワークにSQLi脆弱性 - アップデートで修正
「MS Edge 140」が公開 - 独自修正含む脆弱性5件に対処
Pixarの3D記述フレームワーク「OpenUSD」に深刻な脆弱性 - PoCも公開
「Sitecore」や「Linuxカーネル」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局