スマホ紛失リスク高まる宴会シーズン - 業務用端末は3人に2人が飲酒時
飲酒時にスマートフォンを置き忘れたり、紛失するケースが目立っている。忘年会や新年会など、飲酒の機会が増えるこれからの季節に注意が必要だ。
エムオーテックスが、11月7日から同月9日にかけて、首都圏に勤務する20〜40代のビジネスパーソンを対象にインターネットでアンケート調査を実施し、結果を取りまとめたもの。業務や個人でスマートデバイスの紛失経験を持つ業務用スマートデバイス利用者300人から回答を得た。
個人用デバイスにおける業務情報の有無を尋ねたところ、「入っている(50.3%)」「たぶん入っている(19.7%)」との回答者の約7割にのぼる。機密情報であるか尋ねたところ、「該当する(33.8%)」「たぶん該当する(31.9%)」と機密情報も多く含まれていた。
紛失時の傾向について調査したところ、スマートデバイスを置き忘れたり紛失した時間帯は、41%は平日の業務時間内だが、「平日の業務時間外(40.7%)」「休日(18.3%)」で6割近くを占めたという。
デバイスを忘れた場所は業務用と個人用ともに「飲食店」が4割前後で最多。「店やショッピングセンター」「電車」と続いた。
飲酒時の紛失経験について聞いたところ、業務用端末では66.7%、個人用では56.1%が「ある」と回答。また全国の飲食店で店長を務める100人を対象に実施した調査では、7割が利用客によるスマートデバイスの忘れ物を経験。時期を尋ねたところ「11月から12月」が42.9%と年末に集中していた。
(Security NEXT - 2015/12/08 )
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