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外部への不正通信を確認、通信を遮断 - 日本クレジット協会

日本クレジット協会は、協会内部から外部へ不正な通信が行われていたことを明らかにした。マルウェアへ感染している可能性もあるとして、調査を進めている。

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不正通信について調査を進めている日本クレジット協会

同協会によれば、外部機関より7月28日に指摘を受けたもので、外部との通信を遮断した。消費者相談は、ウェブ経由の受付を停止しており、現在は電話のみの対応となっている。

同協会では今回の問題を受け、マルウェア感染の可能性も含めて調査を進めており、詳細が判明次第、公表する予定。また個人顧客のクレジット取引に関する情報は保有していないと説明、情報漏洩を否定している。

(Security NEXT - 2015/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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