ウェブサービスへの個人情報登録、信頼するポイント「会社名を知っている」が6割
ウェブサービスにおいて個人情報を登録する際、「会社名を知っている」ことを重視するユーザーが6割にのぼり、もっとも多いことがわかった。
個人情報登録で抵抗を感じる情報(グラフ:オウチーノ)
オウチーノ編集部がアンケート調査を実施し、取りまとめたもの。同調査は、20歳から69歳の社会人男女551人を対象に、6月22日から23日にかけてインターネットを通じて実施した。
ウェブサービスに個人情報を登録する際、抵抗を感じる情報について聞いたところ、「クレジットカード情報」が68.2%。「銀行口座」が62.8%、「携帯電話番号」が57.2%、「顔写真」が53.7%と続く。
また「勤務先名」も53.5%と高く、「勤務先住所(51.9%)」「勤務先電話番号(51.4%)」なども半数以上が抵抗を感じると答えた。「特になし」という回答は5.1%で、ほとんどの利用者が個人情報の登録になんらかの抵抗を感じている。
個人情報登録時にどのような会社を信頼するか(グラフ:同社)
個人情報を登録するにあたって、情報を取得する会社が信頼できる会社か見分けるポイントについては、62.6%が「会社名を知っている」と回答。「情報が暗号化されることが明記されている」も59.7%と高い。
これらは「運営会社がプライバシーマークを取得している(50.5%)」「プライバシーポリシーが記載されている(45.6%)」「運営会社が上場している(24.1%)」を上回る結果となった。
(Security NEXT - 2015/07/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2024年3月31日〜2024年4月6日)
先週注目された記事(2024年3月24日〜2024年3月30日)
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
「フィッシング詐欺」、1年に3回も被害あったケースも
2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
ランサムウェア感染組織の平均被害金額は2386万円 - JNSA調査
ネットバンク不正送金被害、上半期だけで前年の約2倍に
Pマーク事業者の個人情報関連事故報告、前年度の約2.3倍に
4割強、内部不正リスクを重視せず - 個人情報対策に偏る傾向も
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化