Android向けファイル管理アプリにディレクトリトラバーサルの脆弱性
Droidwareが提供するAndroid向けファイル管理アプリ「Explorer+File Manager」にディレクトリトラバーサルの脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同アプリの「同2.3.3」より以前のバージョンにディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2015-2966」が含まれていることが判明したもの。上位版である「同Pro」も影響を受ける。
脆弱性が悪用された場合、アプリにアクセス権限があるディレクトリにおいて、意図せずファイルを作成されたり、既存のファイルを上書きされるおそれがある。
同脆弱性は、さくら情報システムの小池亮平氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
(Security NEXT - 2015/07/01 )
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