Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Windows向け「Horizon Client」に権限昇格の脆弱性 - パッチがリリース

Omnissa(旧VMwareエンドユーザーコンピューティング部門)は現地時間2025年4月16日、仮想デスクトップ環境のクライアントソフト「Horizon Client for Windows」に脆弱性が見つかったとしてアップデートをリリースした。

Windowsにおいて権限の昇格が可能となる脆弱性「CVE-2025-25230」が明らかとなったもの。ローカル環境にアクセスできる場合、管理者権限を取得することが可能となる。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.8」で、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。

同社では、Windows向けに脆弱性を修正した「Horizon Client for Windows 2503」をリリースした。「macOS」「Linux」「iOS」「Android」「Chrome」など他プラットフォームについては同脆弱性の影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2025/04/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

県立高の林間学校で生徒名簿を紛失 - 埼玉県
小学校で2年分の心臓検診診断票が所在不明 - 名古屋市
イベント募集の関連ファイルに無関係の20年前登記情報 - 福山市
サイバー攻撃で障害、FW更新時に設定ミス - アクリーティブ
ネットワーク機器経由で侵害、個人情報流出か - クールジャパン機構
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
先週注目された記事(2025年9月7日〜2025年9月13日)
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿