Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

デル製PCでの不具合、MS月例パッチの適用順に起因か

一部デル製のパソコンで、マイクロソフトが5月に公開した月例セキュリティ更新プログラムを適用すると、ログインできなくなるなど不具合が発生している問題で、デルが原因を明らかにした。同社以外のPCについても影響を受ける可能性がある。

20150520_de_001.jpg
不具合のアナウンスを行っているデル

今回の不具合は、「Windowsを再開しています」や「Windows 7」との表示とともに青い画面のまま固まり動かなくなるケースや、壁紙のみ表示されるケースがあるほか、OSへのログイン画面が表示されず起動ができない、パスワードを入力する前の状態で止まる、といった現象が確認されている。

同社は、今回不具合が生じた原因について、4月に公開された更新プログラムのひとつである「3020369」に起因していると説明。ほかのプログラムよりあとに同プログラムをインストールする必要があったが、先にインストールされたため、今回の問題が生じたとしている。

マイクロソフトも同プログラムのサポート情報として、「Windows Management Framework(WMF)4.0」をアップグレードしようとする際、再起動の途中で止まる、更新プログラムのインストールを続行できなくなるといった不具合があるとしており、デル以外のパソコンで影響を受ける可能性もある。

デルでは、今回の問題についてマイクロソフトが近日中に修正を行うとし、修正が完了するまで自動更新を無効にすることや、手動で更新を行い、問題のプログラムのみ後でインストールする方法などをアナウンスしている。

また当初、影響を受ける環境について「Windows 7」「同8.1」の64ビット環境と発表していたが、情報を更新し、影響を受ける環境について「Windows 7」の32ビットと64ビット、および「Windows 2008 R2」の64ビットとした。

(Security NEXT - 2015/05/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

推論サーバ「NVIDIA Triton Inference Server」に複数脆弱性
LLMアプリ開発基盤「Dify」に複数のクリティカル脆弱性
エレコム製ルーターなどに複数脆弱性 - 21モデルに影響
キヤノン製プリンタ、複合機に情報取得の脆弱性 - 162モデルに影響
「BerriAI LiteLLM」にSQLi脆弱性 - 認証情報漏洩のおそれ、悪用も
LLM基盤「SGLang」に脆弱性 - API外部公開で高リスク
AWS向けMCPサーバに深刻なRCE脆弱性 - 修正状況は不明
先週注目された記事(2026年4月5日〜2026年4月11日)
「NVIDIA Triton Inference Server」に複数のDoS脆弱性
先週注目された記事(2026年3月29日〜2026年4月4日)