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MS、露政府の関与疑惑がある標的型攻撃で悪用されたゼロデイ脆弱性を修正

感染するマルウェアでは、ロシア語が用いられ、タイムゾーンの設定もロシア主要都市だった。さらにロシア政府にとって有益と思われる情報が多く、同国の関与が疑われるサイバースパイ活動「APT 28」の一環であるとFireEyeは分析。今回の「RussianDoll作戦」は、4月13日より開始されていたという。

Adobe Systemsでは、4月14日のセキュリティアップデートで「CVE-2015-3043」を修正。これら脆弱性を組み合わせた攻撃の場合、「Adobe Flash Player」のアップデートを実施していれば攻撃は成立せず、「CVE-2015-1701」単独では影響を受けない。

しかしながら、すでに脆弱性は公開されており、今後別の攻撃に悪用されるおそれもある。セキュリティ機関なども、セキュリティ更新プログラムを至急適用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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