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1組織あたり年間78件のインシデントに対応 - 3割が標的型攻撃

2014年に対応を迫られたセキュリティインシデントは1組織あたり平均78件にのぼり、そのうちの28%が標的型攻撃であるとの調査結果を米McAfeeが取りまとめた。

同調査は、アジア、北米、欧州、中東、アフリカ、南米を拠点とする大規模企業、中規模企業のITおよびセキュリティ専門家700人を対象に実施したもの。

年間平均78件のセキュリティインシデントに対応し、その28%が標的型攻撃だったという。

セキュリティに関する知識不足と考える技術者も多く、マルウェアの検出回避技術について十分な知識があると考えているのは45%。40%がサイバーセキュリティの知識やスキルを強化するためにさらなるトレーニングが必要と回答した。

(Security NEXT - 2015/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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