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政府、重要インフラ防護で過去最大規模の演習 - 13分野90組織が参加予定

内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は、重要インフラにおけるIT障害対応の能力向上を目指し、12月8日に分野横断的な演習を都内で実施する。約90組織が参加し、過去最大規模となる見込み。

今回の演習では、最新の障害事例を踏まえ、現実的なシナリオを想定。政府機関をはじめ、政府行政サービスや情報通信、金融、エネルギー、運輸、医療、水道など13分野の事業者や、情報共有を行っている18セプターなどが参加する。2013年の61組織を大きく上回る約90組織から270名が参加する予定。

演習は2部構成で、第1部では影響が小さい障害で情報共有体制を確認。第2部ではサービスへ影響が生じる障害を想定し、事業継続性などを検証する。

(Security NEXT - 2014/12/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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