98%で「Struts 1」が稼働、半数以上がサポート終了したPHPを利用
サポートが終了したにも関わらず、旧バージョンを利用し続けるケースが目立っている。NRIセキュアテクノロジーズの調査によれば、ウェブアプリケーションの動作に大きく影響するミドルウェアではその傾向が顕著だった。
同社が提供するセキュリティ対策サービスを通じ、2013年度に得られたデータを調査分析し、取りまとめたもの。
ウェブアプリケーションについて診断を実施したところ、安全と診断されたケースは、582件中43%にとどまった。2009年以降改善傾向にあり、前年から6ポイント増となったものの、「危険(28%)」「注意(29%が)」をあわせると半数を超えている。
具体的に発見された脅威を見ると、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が最多で調査対象の49%で発見された。「SQLインジェクション(16%)」「なりすまし(12%)」が続く。
また利用するソフトウェアのサポート状況についても調査を実施している。PHPがインストールされていた807サイトについて、稼働するPHPのバージョンについて調べたところ、すでにサポートを終了しているPHPを利用しているケースが、56%にのぼった。またサポート終了が近い「同5.3」の利用も38%に上る。
Apache Strutsに至っては、利用していた46サイトのうち、45サイトにおいて、2013年4月にサポートが終了した「Apache Struts 1」が稼働していたという。
「Apache」や「IIS」などHTTPサーバに関してはそれぞれ24%、4%がサポート切れだった。同社では、ウェブアプリケーションの動作に影響が大きいミドルウェアのアップデートが遅れていると分析している。
(Security NEXT - 2014/08/21 )
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