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IPA、制御システムの脆弱性情報取扱ガイドラインで改訂案 - パブコメ実施

情報処理推進機構(IPA)は、「制御システムの脆弱性情報取扱いに係るガイドライン」の改訂案を策定し、パブリックコメントを実施している。

同機構では、JPCERTコーディネーションセンターや制御システム関係者でまとめた提言を受け、情報システム等の脆弱性情報の取扱いに関する研究会に関連団体関係者や有識者によるワーキンググループを設置。現行のパートナーシップへの影響や問題点などを検討してきた。

「制御システムの定義」をはじめ、「45日ルールと公表の決定」「パッチの策定や適用が困難な場合の対応」「発見者が第三者に開示する意向がある場合の対応」など提言として挙げられた論点を検討。関連事業者や有識者へヒアリングした上で、ガイドラインの改訂案を策定した。

同案に対するパブリックコメントは、4月25日までメールにて受け付けている。

(Security NEXT - 2014/03/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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