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個人情報200件含む名簿を職員が誤廃棄 - 立川市

立川市女性総合センターの職員が、個人情報を記載した名簿を誤って廃棄していたことがわかった。

誤廃棄が判明したのは、「保育室利用申込書」および「保育室利用希望者名簿」。いずれも同センターを利用する団体が保育室の利用を希望する場合に提出する申請書類だという。

同市によれば、2月24日に職員が紛失に気付き、聞き取り調査の結果、2013年4月1日以降に提出された書類を、2月20日に職員が誤って不燃ごみとして廃棄し、清掃事業者が回収していたことが判明した。

「保育室利用申込書」には団体名、責任者の氏名、住所、電話番号、メールアドレスが含まれ、「保育室利用希望者名簿」には利用する幼児の氏名、年齢、性別、食品アレルギーの有無のほか、保護者の氏名、住所、電話番号などが含まれる。記載人数については、現時点で200人が判明している。

収集後は清掃事業者によって圧縮処理されたことを確認。そのため外部流出の可能性はないと説明している。同市では、対象となる関係者に説明と謝罪を行う。

(Security NEXT - 2014/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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