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セコム、サイバー攻撃の防御演習サービス「サイバー道場」を開設

セコムトラストシステムズは、演習によりサイバー攻撃に対処する要員訓練を行う「サイバー道場」の提供を開始した。

同サービスは、都内にあるセコムの研修センターで開講。同社がデータセンター事業などで培ったサイバーセキュリティに関する技術とノウハウを、実践的な訓練カリキュラムにより提供することで、企業におけるサイバー攻撃の対処要員を育成する。

実際にサイバー攻撃やウイルス感染が体験できる「サイバー道場演習システム」を、セコムのデータセンター内に構築。実際の企業ネットワーク環境と同じ環境で演習を行う。

演習では、攻撃者の立場で遠隔操作ウイルスによるパソコン乗っ取りを体験する基本プログラムから、標的型攻撃や水飲み場攻撃、MITB攻撃などを体験して攻撃に関する理解を深める対処プログラム、フォレンジックで未知のウイルスを発見し証拠保全や解析など実態調査手法を学ぶプログラムなどを提供する。研修期間は2日間で、8万4000円から。

(Security NEXT - 2014/01/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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