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IPA、春期情報処理技術者試験の受験申込受付を開始 - セキュリティの出題比率が増加

情報処理推進機構(IPA)の情報処理技術者試験センターは、2014年度春期情報処理技術者試験の受験申込みの受付を開始した。

現在、「情報セキュリティスペシャリスト試験」や「システム監査技術者試験」をはじめ、「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」「プロジェクトマネージャ試験」「データベーススペシャリスト試験」「エンベデッドシステムスペシャリスト試験」の受付を行っている。

標的型攻撃やウェブの改ざんなどあらたな脅威の増加や、情報セキュリティ分野の人材不足といった現状を踏まえ、今回の試験から、全試験区分で「情報セキュリティ」に関する出題を拡充する予定だ。

「基本情報技術者試験(FE)」「応用情報技術者試験(AP)」では、午前試験で「中分類11 セキュリティ」の出題比率を上げるほか、午後試験では「情報セキュリティ分野」をこれまでの選択問題から必須問題に変更。高度試験についても「中分類11 セキュリティ」を出題範囲に追加したり、出題比率を高める。

試験日は4月20日で、受験手数料は5100円。申し込みはインターネットおよび郵送で受け付ける。申込方法によって、締切日時が異なるので注意が必要。詳細は同機構のページから。

(Security NEXT - 2014/01/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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