Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MITB攻撃からブラウザを保護する「FFRI Limosa」に新版 - URLの正規表現に対応

FFRIは、マルウェアからウェブブラウザを保護するソフトウェアの新版「FFRI Limosa 1.1」を提供開始した。

20131101ff_001.jpg
FFRI Limosaを適用する流れ(図:FFRI)

同製品は、キーロガーやマンインザブラウザ(MITB)といったマルウェアによる攻撃からブラウザを保護するソフトウェア。金融機関などに提供している。

導入企業は、同製品をActiveXコントロールとしてウェブサイト上で提供。利用者は、ウェブサイトから同製品をダウンロードし、適用を許可することにより利用できる。

最新版では、プライベートモードを強制的に有効にする機能や、保護されたブラウザから開いたウインドウについても保護対象とすることが可能となった。また任意のアドオンとの共存を許可したり、保護対象となるURLを正規表現で指定できる。

さらに、32ビット版の「Windows 8」や「Internet Explorer 7」「同10」など対応プラットフォームを拡充。アカウント発行数が50万までの場合、サブスクリプションライセンスの価格は、250万円/年。

(Security NEXT - 2013/11/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「WarpDrive」が再始動 - 「タチコマSA」がChrome拡張機能に
セキュリティ技術者を育成する学習プラットフォームを提供 - CDI
トレンドがLog4Shell無料診断ツール - エンドポイントとウェブアプリに対応
「LIQUID eKYC」、「収入証明書」や「健康診断書」の撮影に対応
個人用ESETに新バージョン - 上位Windows版にクラウドサンドボックス
サポート切れ製造業システムの移行支援サービス - CEC
ウェブアプリ開発プロセスでの利用を想定した脆弱性検査サービス
カスペがiOS向けにセキュアプリ - フィルタリングや情報流出の確認機能
攻撃者に狙われる「非公開ファイル」のチェック機能 - ビットフォレスト
クラウド型のウェブ閲覧環境分離サービス - 高リスクサイトだけの利用も