「Joomla!」旧版に脆弱性、任意のファイルがアップロードされる問題
オープンソースの人気CMS「Joomla!」の旧版に、任意のファイルをアップロードできる脆弱性「CVE-2013-5576」が含まれていることがわかった。
脆弱性ポータルサイトのJVNによれば、今回明らかになった脆弱性の影響を受けるのは、「同3.1.4」や「同2.5.13」で、以前のバージョンも含まれる。「Media Manager」の処理に問題があり、任意のファイルをアップロードされるおそれがある。
8月に「同3.1.5」「同2.5.14」が公開されており、アップデートしていれば、今回明らかになった脆弱性の影響を受けないが、旧版をそのまま利用していると脆弱性が悪用されるおそれがある。
お詫びと訂正:当初記事のタイトルに「任意のファイルがアップデートされる問題」とありますが、正しくは「任意のファイルがアップロードされる問題」です。ご迷惑をおかけした読者、関係者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。
(Security NEXT - 2013/10/31 )
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