Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

CMSの「Joomla」に3件の脆弱性 - アップデートで修正

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Joomla」の開発チームは、複数の脆弱性を修正するセキュリティアップデートをリリースした。

クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2020-24599」をはじめ、ディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2020-24597」、オープンリダイレクトの脆弱性「CVE-2020-24598」などへ対処したもの。

2月から8月にかけて報告を受けた脆弱性で、重要度はいずれも4段階中もっとも低い「低(Low)」とレーティングされている。開発グループでは、脆弱性を修正した「同3.9.21」をリリース。利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/09/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正