開催中のG20に便乗する標的型攻撃 - 分割ファイルでショートカットで攻撃
ロシアのサンクトペテルブルクで9月5日、6日の日程で開催されている主要20カ国地域首脳会議に便乗した標的型攻撃メールが、複数のセキュリティベンダーによって確認されている。
米Trend Microによれば、今回発生した標的型攻撃では、G20の会合企画チームを装ってメールを送信しており、9月はじめより流通しているという。
問題のメールには、RAR形式の圧縮ファイルが添付されており、内部には分割されたマルウェアのバイナリファイルとショートカットファイルが同梱されていた。
マルウェアの分割は、セキュリティ対策ソフトの検知を逃れるための偽装工作で、ショートカットファイルによって、分割ファイルを合成し、実行するしくみだった。
また画面キャプチャやキーロガーなどの機能を実現するため、プラグインをあとからダウンロードするしくみだった。単独で動作しないプラグインをダウンロードすることで、検知を逃れようとしていたと見られる。
同様の攻撃は、国内のシマンテックでも検知している。同社が確認した攻撃では、ショートカットがフォルダのアイコンを偽装。さらに別のフォルダが用意されており、Wordファイルとバイナリファイルが隠しファイルとして同梱されていた。フォルダと思ってショートカットファイルを誤って開こうとすると、マルウェアが生成されて感染するしくみだった。
(Security NEXT - 2013/09/06 )
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