都内4カ所のセブン銀行ATMにスキミング機器 - 3200件を不正取得か
セブン銀行は、都内4カ所のATMにカード情報を読み取るスキミング装置や小型カメラが設置されていたことを明らかにした。約3200件の取引情報が不正に取得された可能性がある。
2月26日に利用者から指摘があり判明したもの。防犯カメラの映像などを調査した結果、1月22日から2月26日にかけて、「BIG BOX高田馬場」「東京メトロ副都心線西早稲田駅」「西武池袋本店」「豊島南池袋1丁目」の都内4カ所に設置されたATMに、不正な機器が設置されていたことが判明した。
ATMのカード挿入口に取り付けたスキミング装置でカードの磁気情報を読み取り、小型カメラで利用者が入力した暗証番号を読み取る手口で、警察の調べでは、おもに海外のATMで利用できるデータのみ読み取るしくみだった。あわせて約3200件の取引データが取得された可能性があるという。
同行では、情報を窃取された可能性がある顧客について、提携する金融機関へ対応を依頼。同行預金者に対しては同行が連絡を取っている。また全国のATM機の総点検を実施し、警備体制の見直しや不正検知システムの導入を検討するなど再発防止を進める。
(Security NEXT - 2013/03/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サイバー攻撃による個人情報流出が判明 - HOYA
臨時特別給付金支給要件確認書168件に別人の口座情報 - 燕市
広島県、庁内で書類紛失 - 貸出記録なく確認に時間
顧客情報含む明細表を紛失、誤廃棄の可能性 - 沖縄銀
フランチャイジー向けシステムで誤設定、改修時に発生 - 三菱UFJニコス
「サポート詐欺」で1000万円超の被害 - ネットバンクへ誘導
メール流出問題で調査結果、外部登録パスワードが漏洩か - アイザワ証券子会社
伝票を保管していた段ボール3箱を誤廃棄 - 佐賀銀
約3万件のDM、宛名に別の顧客氏名を記載 - 広島銀
システム誤設定で信用情報を同意なし提供 - 沖縄海邦銀