Evernoteのアカウント情報が流出 - パスワードリセットを実施
クラウド型のデータ保存サービス「Evernote」のアカウント情報が外部に流出したことがわかった。同社では安全措置として、全利用者のパスワードをリセットしている。
同サービスは、コンシューマーからビジネスまで全世界で約5000万人が利用するデータ保存サービス。同社が内部ネットワークにおいて不審な動きを検知し、調査したところ、利用者のIDやメールアドレス、暗号化されたパスワードなどが、不正アクセスを受けていたことが判明したという。
同社では、今回の不正アクセスについて組織的な攻撃の可能性があるとし、全利用者のパスワードに対してリセットを実施。利用者がサービスへログインするためには、ウェブ上からパスワードを再設定する必要がある。
同サービス上に利用者が保存していたデータについては、不正アクセスの形跡は確認されていないとして、同社は流出や改ざん、消失の可能性について否定した。また有償サービスの決済情報についても影響ないとしている。
(Security NEXT - 2013/03/04 )
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