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Apple、Mac OS Xに存在するJavaの脆弱性を修正 - マルウェア対策ツールも

Appleは、セキュリティアップデート「Java for OS X 2013-001」「Mac OS X v10.6 Update 13」の提供を開始した。

両プログラムは、脆弱性を修正した「同6 Update 41(同1.6.0_41)」へのセキュリティアップデート。信頼できないJavaアプレットがサンドボックス外で実行される脆弱性を修正した。Oracleが2月1日や19日に公開した「クリティカルパッチアップデート(CPU)」の内容が含まれる。

「Java for OS X 2013-001」は、「Mac OS X 10.7」および「Mac OS X 10.8」に提供するプログラム。「Java SE 6 Update 37(Java 1.6.0_37)」における33件の脆弱性を解消する。

一方「Mac OS X 10.6」に関してAppleでは、「同6 Update 39(同1.6.0_39)」へアップデートする「Java for Mac OS X v10.6 Update 12」を2月1日より提供しているが、今回の「Mac OS X v10.6 Update 13」により、さらに3件の脆弱性に対処した。

また今回のアップデートでは、マルウェアの駆除ツールを実行する。マルウェアを発見した場合は、ユーザーに通知した上で削除する。

(Security NEXT - 2013/02/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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