ブラウザドライバ管理ツール「WebDriverManager」にXXE脆弱性
「Selenium」などのテストフレームワークで広く活用されているブラウザドライバ管理ツール「WebDriverManager」に脆弱性が明らかとなった。
「WebDriverManager.java」にXML外部実体参照(XXE)の脆弱性「CVE-2025-4641」が明らかとなったもの。
Windows、macOS、Linuxいずれの環境も影響があり、細工されたXMLを読み込むと、情報漏洩やサービス拒否が発生するおそれがある。
シンガポール政府技術庁サイバーセキュリティグループ(GovTech CSG)がCVE番号を採番しており、共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」においてベーススコアを「9.3」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
脆弱性は「同6.1.0」より以前に存在するとされており、現地時間4月22日に「同6.1.0」が公開されている。
(Security NEXT - 2025/05/26 )
ツイート
PR
関連記事
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
