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2支店で約3000件の顧客情報が所在不明に - 鹿児島相互信金

鹿児島相互信用金庫は、西長島支店と南種子支店において、あわせて2957件の顧客情報が記載された内部書類が所在不明になっていることを明らかにした。

所在がわからなくなっているのは、2002年に西長島支店で扱った伝票綴りや南種子支店で2004年から2005年に扱った支払済み証書の綴り。

支店で保管されている書類の集中管理を進める過程で判明したもので、綴りには、入出金伝票や預金の証書、解約済み預金申込書など預金関連の書類が含まれる、

顧客の氏名、住所、電話番号、生年月日、口座番号、取引印、取扱金額などが記載されている。取り引き状況から西長島支店では1526件、南種子支店では1431件を紛失したと見られるが、確定は難しいという。

今回紛失した不正利用は確認されていない。同金庫では、不要書類とともに誤って廃棄した可能性が高いとしており、外部流出のおそれは低いと説明している。

(Security NEXT - 2012/04/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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