IPAが標的型攻撃の事例を分析、対策を取りまとめ
情報処理推進機構(IPA)は、多発する標的型攻撃に関する事例分析と対策をまとめたレポートを公開した。同機構のサイトからダウンロードできる。
「標的型サイバー攻撃の事例分析と対策レポート」では、特定の企業や組織からの情報窃取を目的とした標的型サイバー攻撃について、その典型的な事例を分析。対応するうえでの課題や、総合的な対策をまとめた。
より深い分析を行うための参考事例として2011年に発生した大手重工メーカーへの攻撃を取り上げたほか、攻撃情報を共有し早期対策を進める取り組み「サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)」に言及している。
また同機構が提供している「MyJVNバージョンチェッカ」や「icat」などを対策ツールとして紹介している。
(Security NEXT - 2012/01/23 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売
先週注目された記事(2025年8月17日〜2025年8月23日)
iPhoneやMacなどApple製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
米当局、「IE」「Excel」「WinRAR」の脆弱性悪用に注意喚起
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
LinuxカーネルのUSBオーディオドライバ脆弱性 - 攻撃の標的に
「Android」にセキュリティパッチ - 複数脆弱性で悪用も