リムーバブルメディア経由の感染が依然としてまん延 - ESETレポート
キヤノンITソリューションズは、ESETが2011年11月にマルウェアの追跡システム「ThreatSense.Net」で検知したマルウェアの状況について発表した。
ESETがまとめたマルウェアランキングによると、トップ10に目立った変動はなく、圏外から浮上したものはなかった。
1位は前月と変わらず「INF/Autorun」。2位の「Win32/Dorkbot」や5位の「Win32/Conficker」、6位の「Win32/Autoit」など、リムーバブルメディア経由で感染するマルウェアが上位を占めている。
3位の「HTML/ScrInject.B」および4位の「HTML/Iframe.B」、9位の「JS/TrojanDownloader.Iframe.NKE」など、ドライブバイダウンロード攻撃に利用されるマルウェアや、「Win32/Sality」や「Win32/Ramnit」などのファイル感染型ウイルスも依然としてランクインしている。
同社が発表したマルウェアのトップ10は以下のとおり。
1位:INF/Autorun
2位:Win32/Dorkbot
3位:HTML/ScrInject.B
4位:HTML/Iframe.B
5位:Win32/Conficker
6位:Win32/Autoit
7位:Win32/Sality
8位:Win32/Ramnit
9位:JS/TrojanDownloader.Iframe.NKE
10位:Win32/PSW.OnLineGames
(Security NEXT - 2012/01/17 )
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