Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JPCERT/CC、標的型攻撃に注意喚起 - 多くは既知の脆弱性を利用

JPCERTコーディネーションセンターは、特定組織や企業グループを狙う「標的型攻撃」について注意喚起を行った。

「標的型攻撃」によるマルウェア感染が顕在化しており、攻撃を受けた場合、組織内の機密情報が漏洩したり、感染PC経由でネットワーク内にマルウェアが拡大するおそれがあるとして、注意を呼びかけたもの。

同センターは、攻撃に利用されるメールの添付ファイルとして、脆弱性を悪用するドキュメントファイルと実行ファイルを確認。

悪用されている脆弱性の多くは既知の脆弱性で、セキュリティ更新プログラムを適用することにより感染を防げるものだという。また実行ファイルについては、アイコンや拡張子の偽装が行われていた。

こうした攻撃を検知するには「内部や外部に対する不審な通信ログの確認」「不意なサーバ再起動」「定期的なウイルススキャンの実施」が有効であると説明。OSやソフトウェアにおける最新版へのアップデート、不審なメールの添付ファイルを開かないといった対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/10/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

約3分の1の企業がIoTやOTでセキュリティ事故を経験
「Adobe Acrobat/Reader」に14件の脆弱性、アップデートが公開 - すでにゼロデイ攻撃も
2021年1Qの標的型攻撃メール報告は13件 - 「Emotet」関連報告は収束へ
【特別企画】予算や人材不足の中小企業でもあきらめない! - マルウェア被害の縮小化
コロナ禍2度目のGW、セキュ対策を再確認 - 感染時リスクも想定を
都内中小企業のセキュリティ対策支援事業を実施 - 東京都
生保が契約法人向けに標的型攻撃メール訓練サービスを展開
巧妙化するランサム攻撃、被害の多くが「VPN機器」脆弱性に起因
米政府、Fortinet製品利用者に注意喚起 - 3月よりAPT攻撃を観測
標的型攻撃メール訓練を刷新、セルフ実施を支援 - ラック