「WORM_ANINNY」が活発、「Facebook」上の攻撃にも注意を - トレンド統計
トレンドマイクロは、7月の国内外におけるマルウェアの検知状況を取りまとめた。ファイル共有ソフトで拡大する「WORM_ANINNY」が引き続き活発なほか、Facebookを悪用した攻撃も目立っているという。
同社の不正プログラム検出ランキングによると、国内とワールドワイドともに、Windowsの脆弱性を悪用しUSBメモリでも感染を広げる「WORM_DOWNAD.AD」がトップだった。
国内の傾向としては、ファイル共有ソフトのネットワーク上で拡散する「WORM_ANINNY」の活動が特徴的で、トップ10内に3種ランクインしている。
同社が3種のうちのひとつである「WORM_ANTINNY.AI」のファイル名を同社が調査したところ、アダルト関連が63%と最も多く、一般漫画が19%、音楽が13%だった。
(Security NEXT - 2011/08/04 )
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