改ざんサイトが増加、個人サイトが5割超える - セキュアブレインまとめ
同社では、無料のアダルト画像サイトなどに掲載されているクリック課金型広告などを悪用している手口を確認しており、今後フィッシング詐欺サイトや不正プログラム配布サイトへの誘導にも悪用される可能性があるとして、同社では注意を呼びかけている。
また4月には、不正改ざんサイトが前月の381件から584件へ増加した。そのうちドライブバイダウンロード攻撃の占める割合は46.1%で、前月の35.1%から上昇している。
さらに最近の傾向として、個人運営サイトの被害拡大が目立っており、2011年1月の時点では23.3%だったが、徐々に増加し4月は56.8%と5割を超えた。同社では、企業の改ざん対策が進んでいることから、攻撃対象が個人サイトへ移行したと分析している。
(Security NEXT - 2011/05/31 )
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