Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

改ざんサイトが増加、個人サイトが5割超える - セキュアブレインまとめ

セキュアブレインは、4月に同社が検知した不正サイトの状況について取りまとめた。改ざんサイトの増加が目立っている。

レポートによれば、4月に「危険」と判定されたサイトは4427件。3月の5007件から減少した。フィッシング詐欺サイトについても、前月の1771件から1281件へ、不正攻撃サイトも754件から395件へと大幅に縮小している。

110531sb.jpg
不正サイトの検知数推移(グラフ:セキュアブレイン)

一方、ワンクリック不正請求サイトは2067件で、過去最高を記録。従来のスパムによる誘導から、広告を利用して誘導する方法へ移行する傾向が見られたという。

(Security NEXT - 2011/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
1Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が低水準
先週注目された記事(2025年3月23日〜2025年3月29日)
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
中小企業4社に1社でインシデント被害 - 約7割で「取引先に影響」
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も
先週注目された記事(2024年10月27日〜2024年11月2日)
3Qの脆弱性届出は116件 - 前四半期から4.5%増
3Qのインシデントは2割減 - ただし「サイト改ざん」は倍増
先週注目された記事(2024年10月6日〜2024年10月12日)