Flash Playerに深刻な脆弱性、すでに悪用も - 米時間15日よりアップデートを提供
すでに脆弱性の実証コードが出回っており、不正サイト経由やメールの添付による標的型攻撃が発生しているという。攻撃に用いられているファイルは、「swfファイル」が埋め込まれた「doc」「xls」形式のファイルで、同社はPDFファイルを利用した攻撃は確認していないとしている。
同社では、4月15日に「Flash Player」の最新版を公開する予定。「Google Chrome」向けのアップデータについては、すでに公開を開始している。
「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」向けのアップデートについては、4月25日の週にリリースする予定。ただし、Windows版の「Adobe Reader X」については、「Protected Mode」で攻撃を防げるとして6月14日にアップデートを提供するとしている。
(Security NEXT - 2011/04/15 )
ツイート
PR
関連記事
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
「Node.js」にセキュリティアップデート - 12月15日に公開予定
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開

