2011年第1四半期のインシデント件数は1883件 - 「サイト改ざん」が大幅減
報告を受けたインシデントの種類を見ると、最も多かったのは「スキャン」で全体の44.8%を占める。次いで「フィッシングサイト」が21.5%、「マルウェアサイト」18.7%、「サイト改ざん」2.6%と続く。
第3四半期のサイト改ざんは49件で、前四半期の199件から大きく後退しているが、これはいわゆる「Gumblar」の報告減少が影響した。
マルウェアサイトの件数は352件で、前四半期の572件から減少。スキャンの報告数も減少しているが、いずれもマレーシアからの報告数が減少したことによるものだという。
(Security NEXT - 2011/04/14 )
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