東京電力、計画停電のグループを細分化
東京電力は、管内で5グループにわけて実施している計画停電について、3月26日を目処に、各グループを細分化する方針を明らかにした。
同社によれば、各グループにさらに5つのサブグループを設け、合計25グループへ細分化するもので、今週末の3月26日を目処に実施したいとしている。
これまで電力の需給状況に応じて、グループ全体ではなく一部地域のみ停電することがあり、停電対象地域でありながら停電しないケースなど発生している。
同社では今回の細分化を通じて、ユーザーが停電を把握しやすく、一部利用者に停電が集中しないよう分散することにより、不公平感を解消したい考え。
また細分化にあわせ、「実施予定」「実施する可能性がある」「実施しない」という3段階にわけた予報マークを導入し、利用者の利便性改善を目指す。
計画停電については、東京電力のほか、各自治体がウェブサイトなどを通じて情報を提供されている。また検索機能など独自に情報を提供するサイトも登場しており、70以上のミラーサイトが設置されるなど活発な活動を展開するケースも現れている。
(Security NEXT - 2011/03/22 )
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