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McAfeeがWind Riverと提携、非PCデバイス向けセキュリティ市場に注力

McAfeeとWind Riverは、PC以外のデバイスを対象としたセキュリティソリューションの開発や販売で提携すると発表した。

組み込み機器やモバイルデバイスに向けたセキュリティソリューションを共同で開発するもの。手始めに両社は、「Wind River Linux」とMcAfee製品の連携させ、さらにWind Riverのオペレーティングシステムや組み込み仮想化技術との統合を進める。

またネットワーク対応デバイス向けにセキュリティ製品や管理ソリューションを2011年中に提供するほか、Wind Riverでは、出荷製品へMcAfee製品の搭載などを目指している。

McAfeeでは、ネットワーウ対応デバイスが2020年までに500億台に上ると試算しており、セキュリティの脆弱性が急激に拡大するとの見ており、ソリューションを投入していく。

(Security NEXT - 2011/02/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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