「FortiOS」に脆弱性 - アドバイザリ3件を公開
Fortinetは現地時間2025年7月8日、同社セキュリティ製品向けOS「FortiOS」に関する複数の脆弱性を明らかにした。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、「FortiOS」に関するセキュリティアドバイザリ3件を公開したもの。
いずれも重要度を4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」とレーティング。「クリティカル(Critical)」や「高(High)」とされるアドバイザリはなかった。
3件のアドバイザリでは、それぞれ1件の脆弱性について言及している。
「CVE-2024-52965」は認証不備の脆弱性。APIの認証に「APIキー」と「証明書」を組み合わせている場合、証明書が無効となっている場合もログインできるおそれがある。「FortiOS」にくわえて「FortiProxy」も影響を受ける。
(Security NEXT - 2025/07/09 )
ツイート
PR
関連記事
米当局、2019年以前の既知脆弱性4件を悪用リストに追加
FTPサーバ「WingFTP」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
トレンドマイクロ製パスワード管理ツールに複数の脆弱性
「WAGO Device Sphere」に脆弱性 - 同一証明書により認証回避が可能
「XenServer 8.4」に脆弱性 - アップデートをリリース
APIゲートウェイ「Apache APISIX」に認証回避おそれ
「Apache Seata」脆弱性、対象版に誤り - 一部で「クリティカル」との評価も
ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開