Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IT製品調達、7割弱がセキュリティを重視 - 3割「予算の制約で対策実行できない」

情報処理推進機構(IPA)は、情報セキュリティ製品の調達に関する意識調査を実施し、報告書として取りまとめた。

同調査は、企業の調達に関する意識や同機構が運用している「ITセキュリティ評価及び認証制度」に対する認識を調べたもの。アンケートはウェブ上で実施し、有効回答数は545件だった。

調査結果によれば、IT製品を調達する際に重視する項目としてもっとも回答が多かったのが69.5%で「価格」。「セキュリティ」が61.7%で続いた。

「セキュリティ以外の機能(30.5%)」「ベンダーの知名度や市場シェア(22.4%)」を重視するとの声は、「セキュリティ」や「価格」の半分以下だった。また約4分の1のユーザーが有識者の意見を重視すると回答している。

(Security NEXT - 2011/02/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セキュリティ学ぶ学生、同分野への就職希望は約7割 - JNSA調査
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
活かしきれないセキュリティツール、機能の重複も - Fastly調査
国内企業の4割がCISOを設置 - 経営層の専任は2.9%
SNS利用者の約3割にリスクのある内容の拡散経験
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知
約8割がスマホアプリ開発時などにセキュ対策 - 「自信ない」との声も
情シス担当者、「ゼロトラストを理解している」21%
パーソナルデータ、4割弱が利用目的に関わらず「提供したくない」
消費者の9割弱、商品サービス選択時に提供企業のプライバシー取組を考慮