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MS、12件の月例パッチを公開 - IEゼロデイ脆弱性を解消

「MS11-006」は、Windowsシェルにおいて、サムネイル画像の処理に問題があり、任意のコード実行が行われる脆弱性を解消するプログラム。脆弱性は公開されているが、同社において悪用は確認されていないという。

深刻度「緊急」である最後の1件「MS11-007」では、「OpenType Compact Font Format」ドライバの脆弱性を解決した。

「Windows Vista」および「Windows Server 2008」以降ではリモートでコードが実行される可能性があるとして深刻度が「緊急」に設定されているが、「Windows XP」や「Windows Server 2003」では特権の昇格に限られるため、「重要」となっている。

このほかのプログラム9件の最大深刻度は、いずれも「重要」となっている。

(Security NEXT - 2011/02/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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