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フィッシング対策を強化、URLフィルタリングの対応時間短縮 - ネットスター

ネットスターは、同社フィルタリングサービスにおけるフィッシングサイト対策を強化した。

同社では、2010年4月に短時間でリスト更新が行えるフィルタリング用URLリストの配信システムをあらたに導入。フィッシングサイトでは、早急な対応が求められることから、同システムによる本格的な即時配信を開始したもの。

同社では、6月にフィッシング対策協議会やJPCERTコーディネーションセンターと連携、さらに作業工程の見直しや技術的な改良などを経て、9月ごろより本格的な運用を開始した。リスト更新までの所要時間は製品やサービスの仕様によって異なるものの、従来数時間を要していたところを最短5分まで短縮したという。

即時対応を行うのは、フィッシングサイトのカテゴリがはじめて。今後同社では、「不正コード配布」など、フィッシングサイトと同様に早期対応が求められるほかのカテゴリについても、配信準備時間の短縮を進めていく方針。

(Security NEXT - 2010/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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