Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2010年第3四半期はウェブ脆弱性の届出が大きく減少 - IPAまとめ

情報処理推進機構(IPA)は、2010年第3四半期の脆弱性に関する届け出状況を取りまとめた。ウェブサイトに関する届け出が大きく減少する一方、ソフトウェアに関する届け出が増加した。

同四半期の届け出は、ソフトウェアに関するもの42件、ウェブアプリケーションに関するもの73件のあわせて115件で、前四半期の154件を大きく下回った。届け出件数の累計が6400件を突破している。

1日あたりの件数は4.22件。2009年第2四半期の4.66件をピークに減少傾向が続いているが、依然として4件台を保っている。130件前後寄せられるウェブサイトの届け出が73件と縮小する一方、ソフトウェアの届け出が増加している。

JPCERTコーディネーションセンターによる調整を通じて修正されたソフトウェアは9件。IPAがウェブサイト運営者に通知し、修正されたウェブサイトが157件。累計はそれぞれ435件、3209件で合計3644件となった。

(Security NEXT - 2010/10/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
1Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が低水準
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
1Qは「JVN iPedia」に8844件登録 - 「NVD」公開増加が影響
先週注目された記事(2025年4月6日〜2025年4月12日)
先週注目された記事(2025年3月30日〜2025年4月5日)
先週注目された記事(2025年3月23日〜2025年3月29日)
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
先週注目された記事(2025年3月9日〜2025年3月15日)
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に