Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

私的利用防止以上にウイルス対策効果を実感 - フィルタリング利用の管理者

従業員に支給している業務用携帯電話について、フィルタリングサービスを利用していないという回答は67%。ブラックリスト方式サービスの利用が18%、ホワイトリスト方式サービスが12%で、4%がiPhone向けフィルタリングを利用中としている。利用したいがスマートフォン向けのサービスがないという回答も見られた。

アクセス制限のカテゴリについては、ゲームやコミュニティサイトなど娯楽系カテゴリを、推奨設定に追加制限している組織が多い。追加カテゴリでもっとも多いのが「ゲーム」で62.9%、次いで「コミュニティサイト」55.4%、「動画配信」49.5%、「ショッピング」39.8%と続く。

フィルタリング導入後の負担や手間については、30.6%が「特にない」と回答。最も多かったのが「フィルタリングルールの運用」28.5%、次いで「従業員への対応」27.1%、「セキュリティポリシーの運用」26.0%となっている。

(Security NEXT - 2010/09/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

クレカ会社のドメイン、「DMARC」本格運用は1割届かず
ネットバンク不正送金被害が8月下旬より急増 - わずか2カ月で上半期上回る勢い
2020年のフィッシング、3分の2が「HTTPS」対応 - 12月には半数超に
国内組織の6割が「SASE」導入に着手 - 「VPN」が46%で最多
情報流出を狙った攻撃が5割超 - 脆弱性探索も
フィッシングサイト、1カ月で5481件 - 報告数とともに最多記録を更新
フィッシングURL件数、5月も4000件台と高水準 - 報告件数は1.4万件超に
高校生のセキュリティ対処能力は上昇傾向
未成年スマホのフィルタリング使用率は4割 - 9.5ポイント減
子どものスマホ安全対策、約半数が利用せず - 有料アプリ利用は4.6%