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フィッシングURL件数、5月も4000件台と高水準 - 報告件数は1.4万件超に

5月にフィッシング対策協議会へ寄せられたフィッシングサイトのURL件数は減少した。一方で報告件数は前回を大幅に上回り、再び最多記録を更新している。

5月に同協議会へ寄せられたフィッシングの報告件数は1万4245件だった。4月にはじめて1万1645件と1万件の大台を超えたが、5月はさらに2600件上回り、最多記録を更新した。前年同月の2388件から約6倍に拡大。1日あたり約459.5件の報告が寄せられたことになる。

フィッシング攻撃に用いられたユニークなURLは4052件。最多記録を更新した前月の4283件から231件減少したものの、3カ月連続で4000件を超える状況が続く。

同月に悪用されたブランド件数は、前月から4件減少し54件だった。前月同様、「Apple」「LINE」「楽天」など大手ブランドをかたるフィッシングの報告が多数寄せられた。なかでも「Amazon」をかたる攻撃に関する報告が目立っており、前月の約1.5倍、3月の2.1倍にあたる件数だったという。クレジットカードブランドや金融機関、キャッシュレス決済サービスをかたるフィッシングの報告も引き続き寄せられている。

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(Security NEXT - 2020/06/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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