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2010年上半期の脆弱性公表件数は36ポイント増 - 半数超がパッチなし

一方フィッシング詐欺については2009年のピーク時に比べて82ポイント縮小。しかし金融機関を標的とした攻撃は依然として続いており、フィッシングメールの49%が金融機関を装ったものだった。

今後の見通しとして、同社はクラウドコンピューティングと仮想化が主要トレンドになると予想。仮想化への移行について、同一の物理ハードウェア上で、異なるセキュリティ要件を持つシステムを共有することの危険性に言及している。

同社はサーバの仮想システムに影響を及ぼす脆弱性の35%は、ハイパーバイザーに影響しているとし、1組の仮想システムが乗っ取られた場合、同じハードウェア上で動作する別の仮想システムが操作される可能性があると問題を指摘している。

(Security NEXT - 2010/08/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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